青D日記

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神の有用性を道具性の観点から考察し、その後その考え方を剥離させあるべき位置へ還すこと

大学4年生になって、どうせ最後の1年だし哲学を好きなだけやろうと思った。
だから最初は貫成人の『哲学史』あたりから始まり、
熊野純彦の『カント』概説書をはじめ『生き延びるためのラカン』とか、
國分功一朗『ドゥルーズの哲学原理』とか、
木田元『わたしの哲学入門』とか、
内田樹『寝ながら学べる構造主義』とか、
入門的な本を読んだ。他にも何冊か読んだかもしれない(覚えていないということは読まなかったのかもしれない)。


で、ある程度入門書も読んだしということで、いよいよ、本格的な哲学書を読んでいこうと思った。
ばじるちゃんがハイデガーに興味があったのもあり、
本当は『形而上学入門』から入るのが一番妥当かとも考えたんだけど、
何故か本人から『存在と時間』を直接薦められたのでそれを読むことにした。
でも序章を超えたあたりからまったく分からなくなってなあ。
とりあえず意味の分からないままに一周を終えたけど、本当に意味が分かってないから
何度か読み直さないといけないことは必至だった。
でも2周目の途中あたりで、突然「何やってるんだろう自分」という無力感のような翳りが差し込みはじめた。
多分ゆったりと時間を取って精読していれば『存在と時間』であっても読めた自身はある。
確かに言われていたことは抽象的だけど、思ってたほどに晦渋というわけではなかったし。


ただ、それをしてなんになるのか?
『ゴルギアス』のカルリクレスの言葉を借りるなら、
「実際、いい年になってまだ哲学をしているようなら、ソクラテスよ、そんな奴はぶん殴ってやらなければならないと私は思うのだ」
といった感じだろうか。正確には違うけど(そもそも僕はまだ若年だから哲学に耽っていても許されただろう)。
なぜ僕が『存在と時間』に挫折したのかと言えば、
それは僕が哲学で食っていくわけじゃないってことに集約されると思う。


自由に満ち溢れた時期の終末。


この終末の後にはプロレタリアートとして市場の中で働くことになるのだ。
(補足:見方によってはこの終末は第二の生と呼べるだろう。だが生があるということは死もまたあるということだ。そして大学を卒業しプロレタリアートとしてやっていくことが生だと言うのなら、それまでの人生は終焉を迎え、思い出として宝箱の中に入れられるということである。ならばこれを終末と表現することになんの躊躇いがあるだろう)。
そこで哲学がなんの役に立つだろうか。
読解について?あるいは問題の発見方法について?そしてその解法について?
どれも他の学問で十分間に合わせることができるものだ。
それが哲学であらなければならない必然性は全くない。
哲学は、過去から現在に至るまでの時の試練を受けて尚力強く輝く思想は、僕にとって「病を治癒するもの」である必要があった。ニーチェが言うように。
この世の仕組みそれ自体が歪で、どこかがねじ曲がってしまっている以上、
ただ生きているだけでは人はいずれ病んでしまう。
現代になって精神病に罹る人の数が増えているのは、それだけこの世の中がおかしいと、皆が心のどこかで思っている証左だろう。
だからこそ、その病は思想の薬効でもって治療されるべきなのだ。
最近ビジネス書コーナーに哲学の本がチラホラと並ぶようになったのも、
その薬効を皆が求めていたからだろう(僕はその種の哲学書を軽蔑するが。「哲学を知らない人にも分かりやすく」甘言を弄してはいるが、あれは本源的に他人を過小評価して書かれたものだ)。
だけど、それをするのに一般的な哲学書では解決にならなかった。
僕は根本的に哲学というものを勘違いしていたのかもしれない。
人の生きる意味にまで意味を与えてくれる哲学なんてものはどこにもなかった。
哲学はあくまで理性でもって合理的に真理を追究するものでしかなかった。
つまりは世界の成り立ち。認識の成り立ち。言語の成り立ち。そういったものにしか立ち入らないのであり、
生きる意味なんてものは最初から俎上には乗っていなかったのだ。


僕にとって哲学は無力であった。



ここまで勢いで書いたのはいいが疲れた。結局本題の考察は全くできてない。
明日また気が向いたら続きを書こうと思う。


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